ウォーレン・バフェット氏から、自身が会長兼CEOを務めるバークシャー・ハザウェイ社の株主宛に、今年も書簡が届けられました。
「伝説の投資家」とも「オマハの賢人」(地元ネブラスカ州オマハを中心とした生活を送っているため)とも呼ばれて敬愛される同氏は、毎年の株主総会に合わせて書簡を公開しています。
会社の経営状況だけでなく、同氏の経営哲学や経済の見方も記したその書簡は、株主だけではなく、多くの投資家によって常に注目されてきました。
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金融マーケットや世界経済に関わるニュースの中で、私的に気になる話題を取り上げています。
あと、 時々ねこの話も。
以前、アップルを始めとする米国の大手IT企業などが、今後ドル建て社債の売り手に回る可能性が高いという話を書きました。
しかしどうも、足元では売りにくい状況となってきたようです。
世界で3番目に大きいドル建て債券ETFである、iShares
iBoxx $ Investment Grade Corporate Bond ETF (”LQD”)から先週(5日~9日)、20億ドルもの資金が流出しました。
同ETFにとって、2002年の運用開始以来で最大の流出額であり、全資産に占めるその割合も5.5%と過去最大です。
資金流出は今週に入っても止まらず、14日水曜日には、単日としては過去最大の9.2億ドルが流出しました。
全資産に対する割合は2.7%となり、前回の金融危機の時以来の大きさです。