くるくる猫の目

金融マーケットや世界経済に関わるニュースの中で、私的に気になる話題を取り上げています。
あと、 時々ねこの話も。

身近なおかねの話

若い人の資産運用の始め方~目的にあった制度をとことん利用しよう

koneko


新型コロナの世界的な感染拡大を受けて、今年の2月半ばから株式市場などが大きく値を下げました。
しかしそれを好機に、新たに資産運用を始めた人が、特に若い世代で多いようです。
色々な意味で先行きが見通せず、年金を筆頭に社会保障も信頼ができない中、若い人の資産形成は確かに非常に重要であるといえます。

日本政府も、ここ数年、個人の資産形成に役立つ制度を更に充実させてきています。公助に頼りすぎず、自助でお願いします、という少し心もとないメッセージと言えますが、せっかく有利な制度があるならぜひ使うべきでしょう。

ただし、それぞれの制度にはデメリット、或いは限界点もあります。
それらを踏まえた上で、自分の目的に合った制度を選ぶ必要があります。

これについて、ファイナンシャルフィールドで記事を書いております。
宜しければ、こちらをご覧ください。続きを読む

若い人にこそ、年金を未払いにしてほしくないわけ

年金


世の中がコロナ禍で大変なことになっています。
皆それぞれに苦しい事情が今回生まれていると思いますが、中でもやはり厳しいのは、もともと経済的に苦しい状態にあった人だと指摘されています。
その中には、学費や生活費をアルバイトでなんとかやりくりしていた学生や、貯蓄も収入も少ない若いフリーランスの人なども含まれると思います。


続きを読む

株で負けないためには、世の中の価値観の変化にも目配りを

value


最近は、インデックス投資が流行です。
インデックス連動の投信やETFは、アクティブ投信に比べて手数料が圧倒的に安いというのが主な理由です。
また、継続的にインデックスに勝っているアクティブ投信は非常に少ない、という定説も、インデックス投資の人気を後押ししています。

確かに、インデックス投資は手軽であり、低い手数料は運用上非常に有利です。
ただし、いつまでもインデックス投資が有利とは限らないかもしれません。続きを読む

日本の年金は、世界37か国中で31位。持続性にやはり難あり。

年金


米コンサルティング会社マーサーが10月、2019年度の「グローバル年金ランキング」を発表しました。
その中で同社は、
世界の人口のほぼ3分の2をカバーする37か国・地域の年金を検証し、ランキング付けを行いました。
「老後2000万円問題」で不安視されている日本の年金のランキングは、31位。グレードでも、
7段階のうち、下から2番目の「D」グレードという低い評価となりました。



これについて、ファイナンシャル・フィールドで詳細な記事を書いております。
よろしければ、こちらをご覧ください。


続きを読む

為替相場を考えるうえで、一つの判断基準となるのは?肌感覚の割高感・割安感

ハンバーガー


足元では多少の膠着感が漂い、それが逆に不気味に思える為替相場。
英国の合意なき離脱や日米FTA交渉のスタート、米国政府の利下げ圧力強化など、いったん動き出すと相場に大きなうねりを起こしかねない材料は多いため、なおさら居心地悪く感じます。
それでも為替相場が動いていないのは、こうした様々なファクターが重なり合うと、最終的にどのような影響が出るのかマーケットが測りかねているのかもしれません。

実際、中長期的な為替相場の行方を占うのは難しく、専門家と言われる人たちですら予想を外すことが多くあります。個人投資家にとってはなおさらに思われます。

しかし、個人投資家にも利用できる為替の判断基準があります。
それは肌感覚の割高感・割安感です。


(これに関するより詳細な記事を、ファイナンシャル・フィールドに掲載しております。
よろしければ、こちらをご覧ください。)続きを読む
読者登録
LINE読者登録QRコード
運営者情報
北垣愛

キャッツアイ・
マネー・アドバイザーズ代表 
兼 ミク(3歳♂猫)の秘書

証券アナリスト、ファイナンシャルプランナー1級、宅建等の資格保有
国内外の金融機関でマーケットに関わる仕事に長らく従事、
現在は資産運用のコンサルタントを行いながら、マーケットに関する情報を発信中



(お問い合わせはこちらまで)
ミクのインスタグラム・アカウント