くるくる猫の目

金融マーケットや世界経済に関わるニュースの中で、私的に気になる話題を取り上げています。
あと、 時々ねこの話も。

ジャンク債

市場にあふれるBBB格社債・・・思い出されるリーマン時のAAA格大量格下げ

B

今年は世界的にM&Aが活発となっています。米調査会社トムソン・ロイターによると 、今年1月―9月のM&A(買収・合併)は3兆2484億ドル(約370兆円)となり、過去最高となりました。総額が大きいだけでなく、大型案件の多さも今年の特徴です。100億ドルを超す案件は年初来9月末までに40件あり、昨年同時期と比べて7割増しとなっています。国内勢でも、武田薬品がアイルランド製薬大手シャイアーを約460億ポンド(約6兆8千億円)で買収し、大きなニュースとなりました。こうしたM&Aの増加や大型化の背景には、技術革新の流れが速い中、多くの企業が時間を買う戦略に打って出ていることがあると見られます。しかしそれ以上に重要な前提となっているのが、世界的な資金調達の容易さです。 続きを読む

イタリア国債がジャンク債になる可能性は?

イタリア


イタリアの政局に、世界の金融市場が大きく揺さぶられています。
極右の「同盟」と左派色の強い「五つ星運動」という、従来あまり見られない左右の連立政権が誕生し、そのポピュリズム的な政策に懸念が広がっているためです。ベーシックインカムを導入し、さらに減税も行うとする政策は、イタリアの財政状況を更に悪化させることが見込まれます。また同盟は反移民、反EUを唱える政党であり、E懐疑派が欧州担当相についたことなどもあって、既にイタリアのEU離脱を懸念する声なども聴かれ始めています。こうした状況を受け、大手格付け会社ムーディーズが5月25日、イタリアの格付けを引き下げ方向で見直すことを発表しました。

(この記事は、6月15日付のZuu online に掲載されたものの抜粋です。全文はこちらをご覧ください。)
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運営者情報
北垣愛

キャッツアイ・
マネー・アドバイザーズ代表 
兼 ミク(3歳♂猫)の秘書

証券アナリスト、ファイナンシャルプランナー1級、宅建等の資格保有
国内外の金融機関でマーケットに関わる仕事に長らく従事、
現在は資産運用のコンサルタントを行いながら、マーケットに関する情報を発信中



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