くるくる猫の目

金融マーケットや世界経済に関わるニュースの中で、私的に気になる話題を取り上げています。
あと、 時々ねこの話も。

親が認知症に! そんなとき、親が持っている株はどうしたらいいの?

小銭と貯金箱

NISA
IDECOなどといった投資を促す国の施策もあって、若年層の積立投資などが徐々に広がりを見せているようです。とはいえ、株などの有価証券を多く保有しているのは、まだ60歳代や70歳代といった年代が中心です。そして、年齢を重ねるとともに認知症の発症リスクが高まるという、残念な事実があります。このままの状況が続けば、今後株の保有者が認知症患者であるというケースも増えてくるでしょう。

「自分の親が急に認知症になってしまった。」
「そういえば、株取引をしているような話を聞いたことがある。」
そんな時、子供としてはどう対処すればいいのでしょうか?

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株価急落にVIX犯人説! 今後もVIX上昇には要注意。

犯人


世界の株式市場が5日、激しく下落しました。米国ダウの下げ幅はリーマンショック以来最大となり、日経平均も一時1600円超下げるなど、世界に激震が走りました。

しかしファンダメンタルで見ると、世界の経済は未だ堅調であり、それを受けて企業業績も伸びています。このため市場では、まだもう少し余震はありそうなものの、この下げた局面は買い場であるとの見方が多いようです。実際、私も押し目買いをしたいと思っている派です。

ただ、その余震がかなり大きなものになるのではないかと危惧させる材料もあります。

それは、「恐怖指数」とも呼ばれるVIX指数です。

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経済が好調だからこそ、それが生むリスク・・・慢心?

世界経済フォーラムの年次総会、通称ダボス会議が今年も始まりました。

今回の会議には、世界経済にそれほど知見があるとも思えないトランプ大統領も出席するとのことで、これも一つの話題になっています。

さて、このダボス会議の中の一つのパネル討論会で出た複数の大手金融機関幹部のコメントを、ブルンバーグがショッキングなタイトルで紹介しています。

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FOMO相場の今、100万円の余裕資金があったら何に投資するか?

百万円


溢れかえる流動性に支えられ、様々なリスクアセットが値上がりしています。

中でも米国株式の上昇は強烈で、S&Pは昨年19.4%も上昇し、さらに今年に入ってもその勢いが続いています。

マーケットではこれを、FOMO(Fear Of Missing Out)=「波に乗り遅れる恐れ」からの相場とも称する声も一部で聞かれます。景況感より何より、株を持っていないと負けるという恐怖が相場を駆り立てているという見立てです。

そんな中、
"Where to Invest $10,000 Right Now?
という、22日付のブルンバーグ記事がありました。

1万ドルという余裕資金があればどこに投資するか、という質問を5人の金融の専門家に聞いたものです。
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メリル調査、機関投資家は株価のピークを来年以降と予想

バンクオブアメリカ(バンカメ)・メリルリンチが16日に発表した1月の機関投資家調査(調査期間 5~11日)では、世界の大手投資家が改めて株式に強気になっている様子が浮き彫りになりました。

前回12月の調査では、株価のピークを今年半ばと見る回答が最多でした。
また、株価を割高と回答した比率も過去最高水準となっていました。
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北垣愛

キャッツアイ・
マネー・アドバイザーズ代表 
兼 ミク(3歳♂猫)の秘書

証券アナリスト、ファイナンシャルプランナー1級、宅建等の資格保有
国内外の金融機関でマーケットに関わる仕事に長らく従事、
現在は資産運用のコンサルタントを行いながら、マーケットに関する情報を発信中



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