くるくる猫の目

金融マーケットや世界経済に関わるニュースの中で、私的に気になる話題を取り上げています。
あと、 時々ねこの話も。

為替

個人投資家にとっての外貨リスクとの賢い付き合い方

猫とアヒル

日本株の取引高が低迷する一方、米国株は今週も最高値を更新しました。
2009年7月から始まった米国の景気拡大期は、この7月に10年を超え、戦後最長となると見られています。そして一方で、米国ではその7月に利下げを見込む声が高まっています。


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為替相場を考えるうえで、一つの判断基準となるのは?肌感覚の割高感・割安感

ハンバーガー


足元では多少の膠着感が漂い、それが逆に不気味に思える為替相場。
英国の合意なき離脱や日米FTA交渉のスタート、米国政府の利下げ圧力強化など、いったん動き出すと相場に大きなうねりを起こしかねない材料は多いため、なおさら居心地悪く感じます。
それでも為替相場が動いていないのは、こうした様々なファクターが重なり合うと、最終的にどのような影響が出るのかマーケットが測りかねているのかもしれません。

実際、中長期的な為替相場の行方を占うのは難しく、専門家と言われる人たちですら予想を外すことが多くあります。個人投資家にとってはなおさらに思われます。

しかし、個人投資家にも利用できる為替の判断基準があります。
それは肌感覚の割高感・割安感です。


(これに関するより詳細な記事を、ファイナンシャル・フィールドに掲載しております。
よろしければ、こちらをご覧ください。)続きを読む

3月4日、欧州の将来を左右する2つの重要選挙が投開票  ~ ユーロ高は修正か? ドル円への影響は?

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ドイツで驚きの急展開です。

昨年9月の連邦議会選挙から4か月以上もかけた協議の結果、先週やっとメルケル首相率いる保守陣営(CDU・CSU)と第2党である社会民主党(SPD)との間で、連立政権樹立が大筋合意されました。
BREXITや加盟各国でのポピュリズム台頭に苦しむEUにとってドイツの安定は命綱であり、そこでの政治空白がやっと埋まることにマーケットも安堵しました。

が、それもつかの間、新政権の外相にも決まっていたSPD党首であるシュルツ氏が、13日に引責辞任することになったのです。
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運営者情報
北垣愛

キャッツアイ・
マネー・アドバイザーズ代表 
兼 ミク(3歳♂猫)の秘書

証券アナリスト、ファイナンシャルプランナー1級、宅建等の資格保有
国内外の金融機関でマーケットに関わる仕事に長らく従事、
現在は資産運用のコンサルタントを行いながら、マーケットに関する情報を発信中



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