くるくる猫の目

金融マーケットや世界経済に関わるニュースの中で、私的に気になる話題を取り上げています。
あと、 時々ねこの話も。

資産運用

若い人の資産運用の始め方~目的にあった制度をとことん利用しよう

koneko


新型コロナの世界的な感染拡大を受けて、今年の2月半ばから株式市場などが大きく値を下げました。
しかしそれを好機に、新たに資産運用を始めた人が、特に若い世代で多いようです。
色々な意味で先行きが見通せず、年金を筆頭に社会保障も信頼ができない中、若い人の資産形成は確かに非常に重要であるといえます。

日本政府も、ここ数年、個人の資産形成に役立つ制度を更に充実させてきています。公助に頼りすぎず、自助でお願いします、という少し心もとないメッセージと言えますが、せっかく有利な制度があるならぜひ使うべきでしょう。

ただし、それぞれの制度にはデメリット、或いは限界点もあります。
それらを踏まえた上で、自分の目的に合った制度を選ぶ必要があります。

これについて、ファイナンシャルフィールドで記事を書いております。
宜しければ、こちらをご覧ください。続きを読む

定期預金も立派な資産運用‼

預金

「人生100年時代」というワードが、ほぼ必ず「資産運用」とセットで使われている今日この頃。政府も、老後の生活は自己責任で、と言わんばかりに、「貯蓄から運用へ」と旗を振っています。確かに、大手銀行の普通預金の金利は現在0.001%、定期預金でも1年物から10年物まで0.01%といったところです。これでは資産を増やすことは不可能で、むしろATM使用料などの手数料で目減りすることを防ぐのに苦労するほどです。そのうえ、デフレを脱却しつつある今、預金だけでは物価の上昇分だけ資産が目減りしていくことも心配しなくてはいけません。 続きを読む

SDGsとは? 「(S)将来も(D)大丈夫なように(G)頑張る」企業に投資しよう!

万国旗


以前、ESG投資についてこのブログで書いたことがあります。

ESG投資とは、企業の財務情報などだけでなく、ESG、すなわち

E = 環境(Environment)
S = 社会(Social)
G = 企業統治(Governance)

に関する企業の取り組みを評価して行う投資のことです。

ESGの様々な問題に前向きに取り組む企業は、長期的に存続し、成長もする可能性が高いとの考えから、純粋な社会的責任のためだけでなく、運用成績の向上をも見込んだ投資スタイルです。

以前のそのブログでは、ESGの問題をどう定義し、また企業の取り組みをどのように相対評価するのかは、判断する人それぞれの考えであると書きました。
しかし実は一方で、多くの人が賛同し、参考にしている評価基準もあるのです。
それは、2015年9月の国連サミットで採択された「SDGs」です。

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運営者情報
北垣愛

キャッツアイ・
マネー・アドバイザーズ代表 
兼 ミク(3歳♂猫)の秘書

証券アナリスト、ファイナンシャルプランナー1級、宅建等の資格保有
国内外の金融機関でマーケットに関わる仕事に長らく従事、
現在は資産運用のコンサルタントを行いながら、マーケットに関する情報を発信中



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